お知らせ2009.06.11

安定した高速コンテンツ配信サービス「Content Delivery Network」を提供開始

株式会社 KDDI ウェブコミュニケーションズ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山瀬明宏 以下、KDDI ウェブコミュニケーションズ)は、株式会社シーディーネットワークス・ジャパン (代表取締役:橋本晃秀 以下、シーディーネットワークス・ジャパン)と業務提携し、KDDI ウェブコミュニケーションズのホスティングブランド「CPI」にて Content Delivery Network(コンテンツ配信ネットワーク、以下 CDN)サービス、「Delivery Service」と「Acceleration Service」の提供を 2009年 6月 11日より開始いたします。

近年、インターネット上のリッチコンテンツの多様化と大容量化が加速するビジネス市場において※1、動画をはじめウェブサイトでの表現力が格段と上がりました。その一方で予測が難しい短期的なトラフィック増大などが問題となり、膨大なトラフィックにもストレスを感じることなくサイトを運営するために、専門的なサーバー管理やコンテンツの確実な配信と提供が求められています。

「CPI」では従来のホスティングサービスに加え、2つの CDN サービスを提供することにより、今後さらに増加するトラフィックに柔軟に対応し、常に快適な環境でアクセスすることのできるインフラを提供いたします。

また、今回のサービスリリースを皮切りに、KDDI ウェブコミュニケーションズは今後の展開として複数のサービスを意識することなくシームレスに利用できる「次世代クラウドコンピューティング」の実現を目指します。第一弾として、リッチコンテンツに対して CDN サービスをご利用いただけますが、今後は例えばトラフィックが増えた時点で自動的にサービスが請託され利用できる環境が重要だと当社は考えます。無意識に求めるサービスを利用できる環境、それを「次世代クラウドコンピューティング」と考え、急速に変動するインターネット市場において、今後発生する様々なニーズに対応するとともに最適な環境の提供を目指します。

※1 株式会社インプレス R&D 発行 インターネット白書 2008 ネットビジネス動向より

サービス概要…サービス名と主な機能

Delivery Service
リッチメディア環境に効果的な動画のストリーミングやダウンロード、その他大容量コンテンツを高速配信に対応したサービスです。セキュリティサービスを含め、目的に応じて最適化された配信環境を提供します。
●使用例
動画ポータルサイト、ゲームのダウンロード配信サービスなど、サーバーに負担がかかりやすかったウェブコンテンツを安定した環境で配信が可能となります。

Acceleration Service
ウェブサイトのローディング速度向上、ウェブサーバ負荷軽減で安定性を改善するサービスです。突発的なトラフィックの増加や一時的なネットワーク障害時にも分散処理技術を通じて高速配信かつ安定した配信環境を提供します。
●使用例
動画コンテンツファイル配信サービスの一時的なアクセス集中にもサーバーレスポンスを落とすことなく、対応が可能となります。

今回の提携・サービスリリースに基づき 「Interop Tokyo 2009」 にて両社代表による対談が行われ、 CDN イベント特設サイトにてライブ配信されます。

日時 2009年6月12日(金)13:00〜13:30
場所 Interop Tokyo 2009 幕張メッセ 展示ホール CDN ブースにて
テーマ 次世代クラウドコンピューティングの戦略的導入について
ライブ配信 URL http://www.cdnetworks.co.jp/event0906/

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