目的別でプランを選ぶアクセス集中に耐えたい
普段使用しているインターネット。見たいページや検索している時になかなか表示されなくてイライラした経験は誰もがあるのではないでしょうか。実はこの表示速度は、ビジネスに大きく影響しています。
自社ページの表示速度が遅いと、見る人の数が減るだけではなく、顧客満足度の低下、さらには利益の損失に繋がる大きな問題です。
今回はその課題を解決するために効果的な「CDN」についてご紹介します。
CDNとは何か?
CDNとは Content Delivery Network(コンテンツ・デリバリー・ネットワーク)の略で、 大容量のWebコンテンツを効率的に大量に配信できるネットワークのことです。
Webサーバーから受信したコンテンツのコピーを、ユーザーの所在地に近いキャッシュサーバーへ一時的に保存(キャッシング)することで、コンテンツの読み込みの高速化が可能となります。
キャッシュサーバーは世界中に配置されており、DNS ( Domain Name System ) の設定によりWebコンテンツが配信できるようになっているのです。
CDNの仕組みとメリット
ユーザーからアクセスがあった場合、オリジンサーバー(オリジナルのコンテンツが置かれているサーバー)からコンテンツのコピーを取得して、オリジンサーバーの代わりに、ユーザーに一番近いキャッシュサーバー(代理サーバー)からコンテンツが配信されます。
コンテンツ配信時にかかる負荷が分散されるため、トラフィックに悩まされることなくスムーズにWebサイトを表示することができます。
キャッシュサーバーは世界中にいくつも設置されており、オリジンサーバーへのアクセスの負荷も分散できるため、急なトラフィックにも悩まされることなく、快適な表示速度を保てるのです。
TOPICS
セキュリティ上もメリットがある
ユーザーは直接オリジンサーバーにアクセスするのではなく、キャッシュサーバーを通してWebの閲覧をおこないます。そのため、 ユーザーにオリジンサーバーを知られる心配がなく、不特定多数の不正なアクセスへの対策強化ができることからおすすめです。
ハッキングも日々進化しているため、常に自社サイトを守るための万全の対策が必要になってきます。
CDNがおすすめな事例
画像や動画によるサーバー負荷の軽減
多数の画像を掲載したり動画を配信する際は、サーバーに大きな負荷をかけてしまうことがあります。その結果、画像の表示や動画の再生に時間がかかりユーザーの不満を高めてしまうことも少なくありません。CDNを利用することでオリジンサーバーの負荷を軽減、画像の表示や動画の再生をスムーズにおこなうことが可能です。
WordPressで作成したサイトの高速化
WordPressで作成したサイトは「動的コンテンツ」と呼ばれ、アクセスのたびにHTMLファイルを生成します。そのため、サーバーに負荷がかかり表示速度が下がってしまうことがあるのです。CDNによってキャッシュサーバーにHTMLファイルのコピーが作成されれば、オリジンサーバーにかかる負担が軽減し、サイト表示速度の高速化を実現できます。
WordPressについて、こちらの記事で解説しています。
WordPressとは?メリット・デメリットや導入時に注意すべきポイントを徹底解説
レッドボックス社のCDNサービスのご紹介
CPIは、国内ベンダーである合同会社レッドボックスの代理店として、同社のCDNをご紹介しています。 レッドボックスのCDNは、小規模から大規模なご案件まで対応しており、面倒な設定をお任せでき、サポートも充実しています。また定額料金なので、安心してご利用いただけます。さらに下記お申し込みフォームにてお申し込みいただきますと、初期費用50%引きの特典がございます。
CDN導入の手順
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step1サーバーのご契約
- 専用サーバーで不正侵入検知(IDS/ADS)を導入の場合、CDNは、不正侵入検知のホワイトリストへ登録する接続元IPアドレスを公開してないため、機能をOFFへ設定の変更が必要となります。なお、不正侵入検知の途中解約はできかねますため、機能をOFFにしても不正侵入検知の費用は発生いたします。
- アクセスログにはCDNのIPのみ記録されますので、アクセスログファイルおよびアクセスログ解析ツール(AWStatなど)はご利用いただけません。
- 一部プラン(共用のZ、ZZのマルチドメイン)は、SSL通信の仕様上、CDNをご利用いただけません。
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step2DNSレコード・SSLサーバー証明書
のご確認- DNSレコードの編集
対象ドメインのWeb用レコード(Aレコード)をCNAMEへ変更する必要があります。利用中のDNSについてレコード編集が可能であることを確認ください。弊社のDNSをご利用であり、個別にレコード編集が必要な場合は、別途「DNSサーバーレンタル」の追加ご契約が必要です。また、弊社DNSをご利用の場合、CNAME設定は、サブドメイン(例:www.cpi.ad.jp、abc.cpi.ad.jp)のみとなります。ベースドメイン(例:cpi.ad.jp)には、CNAMEを設定することができません。 - SSLサーバー証明書の設定
CDNと弊社サーバー、双方にSSLサーバー証明書の設定が必要です。
- DNSレコードの編集
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step3CDNのご契約
- 本ページ下部のお申し込みボタンを押下すると、合同会社レッドボックスの申し込みページへ遷移します。遷移先のお申し込みフォームより手続きが完了後、契約はお客さまと合同会社レッドボックスの間で成立します。合同会社レッドボックスの利用規約をよくお読みの上、同意してお申し込みください。
- お問い合わせフォームや顧客情報画面など、個人情報や第三者に漏れてはいけない情報を扱うページをキャッシュしてしまうと、情報漏洩に繋がる場合がございますので、くれぐれもキャッシュしないようご注意ください。
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step4CDNへSSLサーバー証明書を設定
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step5DNSレコードを変更
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